銀砂糖師と黒の妖精

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イラストがアキさんなので気になっていた本。
たまたま図書館で見かけたので借りて来ました。

主人公のアンが、
砂糖菓子品評会で王家勲章を貰ったものだけが名乗ることができる
『銀砂糖師』を目指す・・・
というお話です。

品評会が開催される都市まで行くのに危険な道があるから
戦士妖精であるシャルを護衛として雇う。
妖精と友達になりたいアンはシャルを使役するのが嫌で・・・
でも安全のためにはシャルが必要で・・・
という感じで黒の妖精が関わってきます。



面白かったです。
が、ドキドキハラハラという面白さではないです。
読み終わった後に、ほんわかできる感じの面白さでした。(私にとっては)
恋愛色はあまり無いです。
でもラストで匂わせるような描写があるので、
今後、続編が出たら読みたいって思いました。

って思ってたら8月に2巻が発売らしい！
ていうか今日、既に売ってた！

あー、続きが気になるなぁ。
買うか図書館に入るまで待つか。
・・・・・・・悩みどころです。

ただ、1つだけ。
「この面白さ、大賞クラス」と宣伝するのはやり過ぎではないかと・・・
私がこの宣伝文句を知ったのは、読んだあとだったけど、
この宣伝文句に惹かれて読んだ場合、
若干ガッカリするような気がします。

正直、『アリアで始まる聖譚曲』の方が面白い・・・←